妊娠避妊方法

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妊娠避妊方法について

妊娠を避けることを避妊という。 避妊の方法を紹介します。 まず、器具を使う方法があります。 器具には、「コンドーム」「ペッサリー」「子宮内避妊用具(IUD)」「ミレーナ」があります。

コンドームはゴム素材であるラテックスやポリウレタンの薄い膜をサック状にした避妊具で 、膣に挿入する前に勃起したペニスに装着して使用します。 確実な避妊のためには勃起直後に装着したほうがよいです。 一般的には、コンドームというと男性が装着する避妊具のことですが、 女性性器に装着する女性用コンドームも市販されています。

ペッサリーは、もともと子宮の位置を直すための道具です。 現在では殆ど使われていません。膣より挿入するゴム状の避妊具です。 子宮口にかぶせるように指で挿入して使用します。精子が膣内に入っても子宮に達っすることができなくなり避妊することができます。 装着している状態が見えないため正しく装着するのが難しいのが欠点です。実際の装着については、指導が必要で、避妊の確率もあまり高いので、最近ではあまり使用されていません。 人によって適したサイズ・形状などが異なっているため、薬局などでは販売されていません。入手するためには、産婦人科の診察を受ける必要があります。

子宮内避妊用具(IUD)にはリング状・ループ状・コイル状など様々な形状のものがあります。これを病院で、子宮内に挿入してもらっておくと体機能としての異物排除機能が働くことにより、受精卵の着床を妨げることで妊娠を防ぐことができます。 避妊の確率はあまり高くなかったのですが、近年の改良によって避妊の確率は高くなってきている。日本では単純タイプに加えて、銅付加タイプ(PI:0.6-0.8程度)が認められています。Intra-uterine( Contraceptive) Deviceの頭文字をとってIUD(あるいはIUCD)とも呼ばれています。 日本ではリング状のものが早くから普及したため「避妊リング」と呼ばれることも多いです。 また、月経の出血量増加や期間延長、下腹痛、不正性器出血などが伴う場合があり、月経中自然にIUDが体外に出てしまうこと(自然脱出)もまれに起こっています。また普通の妊娠は防げても、子宮外妊娠に至たる場合があります。定期検診と数年に一度の取替えが必要とされています。

ミレーナは、挿入方法、形状はIUDと同じであるものの、中央の部分から黄体ホルモン(女性ホルモンの一種)が 持続的に子宮内に放出される特徴があります。黄体ホルモンは子宮頸管(子宮の入り口)の粘膜を変化させ精子の侵入を防いでくれます。 子宮内膜の増殖を抑制して、受精卵の着床を防ぐ仕組みをもっています。ピルの長所・月経困難症(生理に伴う重い症状)の緩和とIUDの長所・2〜5年間の装着可能(最大5年)を兼ね備えています。しかし、ずっと使い続けていると無月経になる可能性もありますが除去することにより、直ぐに月経が戻り、妊娠可能となります。 副作用はほとんどありません。ミレーナを使い始めてから数ヶ月間は、子宮内膜への刺激などで月経時以外にも少量の出血が続くこともあり、出産経験の無い人の場合は、子宮口が開いていないため挿入時に痛むことがあります。

薬品の使用により避妊することもできます。 ピル(避妊用ピル)という避妊用女性ホルモン剤があります。経口避妊薬(OC)とも呼ばれています。これを女性が服用することによって、人工的に排卵終了後の黄体期と同様な内分泌状態を持続させることで排卵を停止させます。正しく服用した場合、避妊の確率は非常に高いです。 診察先の医療機関によっては、緊急避妊としてモーニングアフターピルが処方されます。IUD・ミレーナの挿入という方法が採られることもあります。

殺精子剤を使用するという方法もあります。殺精子剤には錠剤(ネオサンプーン ループ錠)、ゼリー(FP ゼリー)、フィルム(マイルーラ)などがあります。 これらは、精子を殺す作用のある薬剤です。 性交の一定時間前に膣内に挿入し、避妊を行うものです。 薬剤は時間が経つと溶け、精子が侵入しても死滅してしまいます。 効果のある時間は決まっているので、射精のタイミングにより失敗することもあり、注意が必要です。

生理的変化を利用した避妊方法もあります。「オギノ式」「基礎体温法」があります。
「オギノ式」は、女性の月経の周期に基いて妊娠可能な期間を計算・予測することのより、 その期間を避けて性行為を行う方法のことです。別名では周期法とも呼ばれています。 簡便な方法ですが、排卵の乱れなどで予測を失敗して妊娠してしまう可能性もあります。 不妊治療のため日本人産婦人科医の荻野久作氏が発見した月経周期に関する「荻野学説」が避妊法として適用されたものです。

「基礎体温法」は、女性の月経の周期の中で基礎体温を計測して低温相から高温相に変わった日を知ることにより、 それから4日目以降に性行為を行う方法のことです。 毎日規則正しい生活を続け、さらに定時に基礎体温を測りつづける必要があります。

また、外科的手法として不妊手術があります。「パイプカット」「卵管結紮」があります。

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